Symfony もくもく会 #3 を開催しました

1月24日(土)に Symfony もくもく会 #3 を開催しました。

今回はラクスルさんのオフィスをお借りしての開催でした。開始早々いきなり、 Symfony を脱線して OOP の小ネタ話がはじまったり Symfony質疑応答や How to 的な話をしたり、LTがあったりと自由な感じで、いつものとおり和気あいあいとした感じでした。

タイムスケジュール

時刻 内容
12:30 - 開場
12:30 - 18:00 もくもく + LT 1本
18:00 終了
~ 21:00 懇親会
~ 23:15 続・懇親会

話題になったこと

今日、話題になったこと。基本的にもくもくしているので全てをキャッチアップしているわけじゃないのですが、みんなでわーっと盛り上がった話を中心に挙げときます。項目的には Symfony 以外のことが多くみえますが、Symfony に関わる質疑応答や話題もそれなりに多かったように思います。

自分がもくもくやってたこと

みなさんと Symfony のこと話したり聞いたりしつつ、メインでは日頃お世話になっている方のプロダクトの開発環境を Chef + Vagrant で作ってました。

Commits · tyoshii/cookbook-bms · GitHub

どなたかが開発環境を Vagrant で作ってたみたいなのですが、担当者の方の業務などで時間が取れなくなってしまったのでそれを引き継いでちょっとお手伝いしている感じです。業務でも Chef 使っているのですが、そもそも Chef の入門本読んでシャッと独学で書き進めているのであんまりイケてる書き方じゃないかもって不安です。もっとこうしたほうがいいよ!とかあったらぜひ教えてほしいです。

全然テスト書いてなかったのでテスト書こうと思って serverspec 触ってたら楽しすぎて一日が終わってしまいました(汗)。Chef を現場で使っている方もいましたのでみなさんの現場でどんな感じでやってるかもお話できてよかったです。Docker まだ全然触ってないのですが、ちょっと来週触ってみます・・・。

次回に向けて

来月、第4回を開催します。日程など決まったらまた告知させていただきます。

今回もルーキーな人(私もルーキーなのですが。)が多かったです。Symfony に入門する人もどんどん増えてきている感じなんでしょうか〜。 来月は「Symfony を現場でどうやって使っているか」とか「こんなよいプラクティスあるよ」などのテーマを据えて何人かの方に LT や情報共有してもらうような構成にしていこうかなと模索しております。

最後に

会場提供してくださったラクスルさんありがとうございました。 参加してくださったみなさまありがとうございました。 来月もよろしくお願いします。

Symfony のプロファイラーを触ってみた話

はじめに

このエントリは Symfony Advent Calendar 2014 - Qiita の2日目の記事です。

Symfony のプロファイラーってみなさん活用されてますか?ぼくは、

Symfony を仕事で使うようになって(とはいってもSyfmonyの作業は全体の数%程度)、約半年経ったのですが全然使いこなしていません。SymfonyPHP でははじめてのフレームワークでもあるので基礎的な設計や実装で頭の中がいっぱいになりなかなか目を向けれないような状況でした。でもたまにみてみると、様々な情報が記載されていまして。きっと便利なんだろうな (°°)!いつかはしっかり学ばないと (°°)!という課題意識のみが盛り上がってきている今日このごろです。

ということでSymfony Advent Calendar 2014 - Qiita の2日目はこの盛り上がった課題意識とともにプロファイラーに触れる第一歩を踏み出すところからのプロセスをお楽しみいただければ幸いです。

ということでやったことをつらつらと書いていきます

プロファイラーを知る上での第一歩、ドキュメントを読む

まずドキュメントを読んでみました。Symfony 初心者のぼくにとってはドキュメントを探っていくのも少しばかり大変です。さーっと目を通した限りではこんなところが目につきました。うーん、英語ですね。

プロファイラーを知る上での第二歩、日本語ドキュメントをそっと覗いてみる

英語は苦手ではないのですが、やはり日本語のほうがスーーッと頭に入ってきてしまう。そんなときには日本語ドキュメントを参照します。

しかりながら、プロファイラーの cookbook は翻訳されてないので困ったところ。ここで立ち止まっては真の(日本 Symfony ユーザ会にいつもお世話になっている)男じゃないッ!

プロファイラーを知る上での第三歩、ドキュメントを翻訳する

ということで、おもむろにドキュメントを翻訳してきますね (°_°)!日本語ドキュメントは GitHub で管理されてまして symfony-japan/symfony-docs-ja · GitHub にあります。翻訳活動はプルリクエストベースで行われているので GitHub が使えたらどなたでも翻訳可能でしょう。やりかたは Wiki に記載されてますので要チェックです。今回はこういったプルリクエストで翻訳しました。

プロファイラーを知る上での第四歩、コードを読む

次に実際のコードを読んでいきました。どうやら [src/Symfony/Bundle/WebProfilerBundle][(https://github.com/symfony/symfony/tree/2.7/src/Symfony/Bundle/WebProfilerBundle) が実装コードのようですね。うーん、なんだかよくわかりませんセンパイ!(投げやり)

プロファイラーを知る上での第五歩、触れてみる

さぁそんなこんなでプロファイラーのドキュメントをさーっと見てシャッと翻訳してコードはそっとじしてなんとなく勉強した気分になってきました。Symfony の 2.6.1-DEV をインストールして触ってみます。Composer で Symfony のスタンダード・エディションをサクッと見ていきました。デフォルトで作成されいる AcmeDemoBundle で触れてみたのでそんなに目新しい発見はなかったです。ドキュメントを読んだり翻訳してみたりして知った設定などを試してみました。

プロファイラーについていろいろ調べてみて知ったこと

そんなこんなのファイブステップで自分なりにはそこそこプロファイラーのことが知れました。特に初歩的な設定周りについては新しく知ることが多かったです。いくつかピックアップして紹介します。

プロファイラーを本番機でも使う

デフォルトでは開発環境のみ適応される設定になっています。しかしながら、本番機でも Profiler が使えたら何かと捗りそうですよね。Symfony では build-in matcher を使うことで特定の IP アドレスからのアクセスのみ許可する、パスで特定のURLのみ許可する、といった使い方ができます。

# app/config/config.yml
framework:
    # ...
    profiler:
        matcher:
            ip: 168.0.0.1

詳しい使い方は Recipes about Profiler (The Symfony CookBook) にありますので確認してみてください。

例外が発生したときのみプロファイラーが情報を収集するように制限する

本番機で稼働させた時などオーバーヘッドが気になるシーンでは例外発生したときのみプロファイラーが情報を収集するように制限できるようです。具体的には only_exceptionstrue にすればいいようです。

# app/config/config.yml
framework:
    profiler: { only_exceptions: true }
プロファイラーが集積するコントローラの処理を絞る

さらに only_master_requests というオプションでプロファイルするコントローラの処理を限定できるようです。

# app/config/config.yml
framework:
    profiler: 
        only_master_requests: true
プロファイラーが集積したデータをテストに利用する

Symfony2 のプロファイラ Profiler は、毎回のリクエストに関するたくさんのデータを集めます。このデータを使ってデータベース呼び出しの回数を調べたり、フレームワーク内でかかる時間を調べることができます。 - ファンクショナルテストでプロファイラを使用する方法 | Symfony2日本語ドキュメント

こんな使い方があるなんて。プロファイラーで集積したデータを取り扱うことが簡単にできるみたいで、発想次第でものすごく幸せになれそうな予感。

プロファイラに集積されるデータのストレージを変更する

普段は app/cache/dev/profiler に集積されるデータを MySQL や Redis などのストレージに変更できるようですね。

Switching the Profiler Storage (The Symfony CookBook)

プロファイラーの表示位置を変更する

プロファイラーの表示位置は position というオプションで top, bottom が選択できるようです。

# app/config/config.yml
framework:
    position:
        position: top
プロファイラーを無効にする

enabled というオプションでプロファイラーを無効にできます。

# app/config/config.yml
    profiler:
        enabled: false
プロファイラーに手軽にアクセスできるようになるChrome拡張

こんな Chrome 拡張があるようです。

Give access to Symfoy2 Profiler if any Response from a server is made with the "X-Debug-Token". Very useful for REST & AJAX Development/testing - RiperFr/sf2DebuggerChrome · GitHub

感想

こんな感じでプロファイラーについてドキュメントを眺めてみたり翻訳してみたりしていろいろ触ってみました。プロファイラーを利用することで開発をスムーズに進められるだけでなく、本番機でも動作させたりして障害対応力を向上できたりといろいろと使いどころがありそうですね。今回は、ドキュメント読み→翻訳→エントリ作成、あたりの全工程で 3時間ほどでした。実際にはいろいろと実装もしてみたのですが、ちょっとまとまりつかなくなりそうでしたのでまたの機会にします。ちょっと知識が増えてきたので、実際の開発でも活用して効率のいいプロファイラー・デバックライフを過ごしたいと思います。

Symfonyもくもく会 #1 を開催しました

10月25日(土) に Symfonyもくもく会 を開催しました。

Symfony温泉2014に参加してきたときに「もっと交流会みたいなことしたいよねー」って盛り上がって2週間で日程だけ決めて開催した感じです。会場はフォトクリエイトのセミナールームで行いました。

もくもく会」とはいいつつも「わいわい会」とわいわい騒ぐ会になって個人的には楽しい会になったのではないかなと感じてます。(もくもくしに来た人にとってはあまりよくなかったかも!と反省)

今後も月一くらいでなんらかの勉強の場ができればなーと思ってます!

タイムスケジュール

時刻 内容
12:30 - 開場
12:30 - 18:00 もくもく
16:00 ~ LT x 5本
18:00 終了

全体的な感想

  • 参加者は、1年未満の方が5人いてルーキー歓迎な感じでした
  • 日本Symfonyユーザ会の人たちもいて質問とかしている方もちらほら
  • ただ、もくもくするとせっかく集まっているのにあんまり質問とかしにくくて
  • でも、もくもく会だから集中したい人もいるので次回からは「けっこうわいわいします」っていうべきでしたm(__)m
  • 途中からハッシュタグを作って「質問はこちら」です形式にしたんですが、はじめからすればよかった

  • LT希望者がいて「おー」と思ってたら結局5本もLTしていただきいろいろ情報共有もはかどりました!
  • 自分も「Symfony友達を作る方法」というLTをしました^^もっとコミュニティを活性化させたい!

で、お前はなにもくもくしたの?

会社の開発者向け管理画面を Symfony で実装しているのですがそのチューニングしてました。 あとは、所属している野球のリーグの管理アプリをちょっと着手したり、最近会社でトライアルしているQiita:TeamAPI をばーーっと見てみたり、雑談したりしてました。

うん、全然もくもくではなかったです。(やや反省)

最後に

参加者のみなさま、至らないところもありましたが、ご参加いただきありがとうございました! 来月は、@polidogさんが仕切りでやってくれるみたいなので興味ある方ぜひ参加くださいませ^^

Symfony温泉合宿2014に参加してきました

この三連休は Symfony 温泉合宿に参加してきました。 以下、参加ログ。

Symfony 温泉合宿について

Symfony温泉合宿とは、主に後藤さん(@hidenorigoto)が主催された温泉合宿です。数年に一度くらいの頻度で開催しているそうで僕は今回が初参加。(毎回そうかはわからないのですが、)今回は開発してもよし、温泉でゆっくりしてもよし、積読を消化してもよしのなんでもOKな会でした。

参加の動機

僕が参加しようと思った動機は、PHPフルスタックフレームワークである Symfony の情報交換や Symfony ユーザのみなさんと交流を深めたかったことです。Symfony という存在を知り、使い始めて2年目に突入したのですが、コーディングをしていく上で悩む部分が多くて、諸先輩方にいろいろお話を聞きたいなーと思って参加しました。

Symfony 関連の勉強会では毎回こんな感じの参加動機です。

合宿の内容について

合宿がどういった感じの内容だったのかを書いていきます。

概要:

  • 期間: 10/11(土) 夕方 ~ 10/13(月) 11:00 現地解散
  • 宿泊場所: 静岡県伊東にある ウェルネスの森 という施設
  • 参加人数: 14人くらい?
  • 費用: 約三万円 + 交通費 (夜のお酒・おつまみ料金込)
  • やること: 各自の自由。特に Symfony にこだわらなくてOK。

1日目:

初日。

集合は各自で現地集合でした。僕は都内在住で自宅から電車で向かったのですが、関東の参加者は、当日は PHPカンファレンス が開催されていることもあって PHPカンファレンス参加後に会場から車で乗りあわせて来ている方が大半でした。都内以外からは主に関西・中部から参加されていて車で来られてました。

僕は、14時くらいに新宿を出て新幹線を使って17時くらいに現地到着。宿は駅から600mほどの場所で、近くには業務スーパーヤマダ電機があり買い出しなどにも便利な立地でした。ビックスイートルームで部屋もかなり広くてびっくり!集中して作業したり、みんなで集まってお話したりできるなーとテンション上がりました。

到着した後は少し休憩をして業務スーパーに買い出し。 PHPカンファレンス参加組のみなさんが到着した後に簡単に自己紹介。 その後、後藤さんから LT があって、20時くらいからご飯。そして温泉(・∀・)!

その後、朝4時までトークしたり、もくもく開発。

個人的に、実コードでいろいろ質問したかったので、野球のアプリを想定してモデリングから開発までやりながらみなさんにレビューしてもらったりアドバイスいただいたりしながら、後藤さんや増田さんのコアな話に耳を傾けていました。

2日目:

2日目は朝から座禅に!(希望者のみの参加) 人間禅岳南道場

人間禅岳南道場 というところに行きました。

「なぜ座禅?」ということですが、興味があったのでもちろん参加!

宿から20kmほど車で北上し道場に行ってやってきました。社会人の方が集まって修行されている道場で、みなさんフランクにお話してくださいました。(座禅の修行している人ってもっとお堅いイメージでした。)道場の方は「いろんな地方からシステムエンジニアが集まって合宿するってすごいね」「インターネットの力だね」みたいなことを感じてくださっていたみたいです。言われてみるとすごいですね。取りまとめていただいている後藤さんに改めて感謝。

すこし雑談したあとに、短い時間ですが十数分座り、老師と呼ばれる何十年を座禅している方の講話を一時間ほど聴き、また5分座り、ランチを一緒にしました。ずーっと座ってたので足がきつかった。

14時くらいに宿に帰って来て元気なメンバーは日帰り温泉へ。 僕は疲れ果てて爆睡。 オーシャンビューが綺麗な素敵な温泉だったみたいです。 夜は開発したり話したりしながら温泉(・∀・)!

深夜になって、これから!?ってタイミングで自己紹介LTなどが始まって。

その日も3時くらいまでなんやかんやしてました。朝方まで起きてた方もいたようです。

3日目:

3日目は朝食を済ましちょっとゆっくりしながらコーディングして朝10時45分に解散。

帰りは車で新宿まで送ってもらいました。ありがとうございます。

KPTで振り返り

夜通しいろんな話をしました。 もちょっと整理してこれからまとめていくところです。

  • Keep
    • Symfony アプリケーションログについていろいろ知った
    • Symfony 2.6 から結構イケてる機能が多く追加されていることを知った
    • KnpRadBundle というものがあり開発の記述量が大幅に減ることを知った
    • symfony-rest-edition というものがあることを知った
    • JMSDiExtraBundle の使い方の理解を深めた
    • JS でデータビジュアライズするときの事例を聞けた
    • 家電量販店の業務アプリケーション開発事例について聞けた
    • phpmenters/validator-bundle を動作するところまで動かしてみた
    • モデリングについて話した
    • Symfony のフォームの扱い、特に FormType について理解を深めた
    • Usecase をメインに据えたモデリングについてやってみた (Usecase.php)
    • 「糖質制限」について興味がでてきた!
    • class Ore
  • PROBLEM
    • 結構まじめにずっとコーディングしていたけどもっと議論に参加してもよかった
    • 周りに聞ける人がたくさんいたのでもっと積極的に聞いてもよかった(悩み・課題共有すればよかった)
    • そういえばお酒を一杯しか飲んでいない
    • 食べ過ぎた・・・(ダイエット中なのに)。そして食べ過ぎで気持ち悪くなった。
  • TRY
    • 所属している野球部のアプリケーションをちょっと作ってみた。少しずつ開発を続ける。
    • もっと積極的に話に参加する(発言する)。
    • DDD 本の二周目を読む。7章とかちゃんと読む。
    • 都内で Symfonyもくもく会を今月末〜来月初旬にする
    • Symfony Best Practices を読む
    • 開発合宿に参加してみる
    • 会社で開発合宿のことを共有する

まとめ

  • Symfony の話がたくさんできて勉強になりました。
  • モデリングの話がたくさんできて勉強になりました。
  • 今度、Symfony もくもく会やろうよーみたいな話ができてよかった。
  • 座禅は結構しんどい。けど今後も定期的に座ってみようと思った。
  • 温泉 x 開発合宿 = 楽しい(・∀・)

後藤さん、お誘いいただきありがとうございました!

参加者のみなさまお世話になりました m(__)m

参加ログは以上です。

少し休んで、もうちょっとゆっくり振り返っていきたいと思います。では (^_^)/~

「今年の6/28に行ったPHPカンファレンス関西2014の基調講演の再演」に行ってきました

夏バテなうの kseta です。こんばんは。

郡山さんの「PHPカンファレンスの基調講演」をフィードバックのブログ を読んで「一体どんな講演だったんだろう!」と気になっていたんです。

で、昨日、Facebook郡山さん(@koriym) からこんなフィードがあり。

いってきました!

場所はエキサイト株式会社の Exiteカフェ

エキサイトの「Exiteカフェ」なるオシャレな会場で行われました。雰囲気がある会場でゆったりして公演を聴けてよかったです。まさに「小さな映画上映会の雰囲気」という感じ。最前列で聴くことができて、PHPカンファレンスはきっと大きな会場だったのだろうなーと思うと、このオシャレ空間の特等席で郡山さんの基調講演を聴けるだけでも行った価値ありでした。

エキサイト株式会社の社員以外の参加者は私だけ?だったみたいですが、エキサイトの望月さん、米村さんにご案内していただきアウェイ感なく会場入りできました。ありがとうございました。

再演「全てを結ぶ力」を聴いて感じたこと

郡山さんと、歴史の流れを紐解きながら、WEB における技術の移り変わり、そして人のつながりを一緒に追いかけていく、そしてこれからの未来を郡山さんと一緒に思い描いていく、そんな講演でした。講演で「PHPは批判されやすい言語」というお話があって。でも視点を変えると PHP が歩んできたこれまでの歴史、プロセスには大きな価値があったんですね。つい数年前に WEB の開発者になった僕にとっては、こういった歴史や先人のプロセスを知る機会がなかなかなくて、そしてここまでパワフルに語ってくれる人にも出会うことがなくて、本当に貴重な話が聴けたと思っています。

今、WEB を通じた開発にコミットできていること、その今が100年後や200年後、どうやって語り継がれていくのかを考えさせられました。先日、郡山さんに教えていただいた「future-oriented(未来指向)」に生きるというお話と、今回の講演での「原則に従う」「長期的な関心事」のお話、そしてそれを体現しようと開発されている BEAR.Sunday という道具。うーん、このあたりはこの数年はずーっと思考を巡りそうなテーマです。自分にとって WEB の世界は何であって何を成し遂げたいのだろう?WEB サービスに関わって開発している身として、じっくり考えていこうと思います。郡山さんや諸先輩方からもっともっとお話聞けるようにして考えを深めるきっかけを得ていきたいです。

まとめ

ずっと気になっていた郡山さんの基調講演をおしゃれな特等席で見れて大満足です(^^)!

WEB、そして PHP での開発にコミットできていることの意味を考えさせられる機会を得られました。

郡山さんや諸先輩方から20代の内にもっともっといろんな話を聴いて未来を考え創っていきたいと思います。

簡単ですが、参加レポートは以上です。

最後に

郡山さん、素晴らしい講演ありがとうございました。

そして、エキサイト株式会社のみなさま、社外にも公開していただきありがとうございました。

おかげ様で GOOD なアイデアを得られました。

帰り際に

女子社員5名ほどに囲まれている郡山さんを目撃。やっぱモテるんやなぁー・・・(°_°)

Symfony 勉強会 #10 に参加してきた話

有給消化で四連休を満喫中の kseta です。こんにちは。

2014/07/26(土) Symfony 勉強会 #10 に参加してきた話。

1. 参加した目的

Symfony の情報をキャッチアップしたかったり、Symfonyで開発されている方と交流したかったりってとこが参加した目的です。Symfony がテーマの勉強会ってあんまり頻繁にはなくて、こういった機会には積極的に参加していってます。

2. 遅刻で LT からしか参加できなかった・・・orz

今回は以下の二段構成だったんですが、朝から野球の試合で遅刻のため写経には参加できず・・・。

写経の最後の数分だけ参加してましたがテストについていろいろ議論されてたみたいで、おもしろかったんだろーなーと参加できなかったことを残念に思いました。レポートのエントリに期待。

3. LTについて

ということで、参加できた後半の LT についての感想。

ラインナップ

LT はこんなラインナップ。資料などは後で誰かがまとめてくれるはず・・・。

タイトル 発表者 資料
1 4年ほどSilexを使ってきた経験の話 @Tetsujin -
2 1000万ユーザーのソーシャルゲームのバックエンドにSymfonyを使った話(仮) @modeelf -
3 EventListener使いこなし術 @okapon_pon -
4 そろそろComposerについてひとこと言っておくか @_nishigori -
5 Symfony2 を drone.io でCI する @HideyukiTakei -
6 パーフェクトRailsで個人的に良かったところ(仮) @tdakak -
7 Symfonyでの実装パターン、のような話 @hidenorigoto -
8 DBマイグレーション管理どうしてますか? @brtriver -

Symfony勉強会で パーフェクトRails の話が聞けるなんて!バラエティに富んだラインナップでございます。

LT について感想

■4年ほどSilexを使ってきた経験の話

Silex の事例紹介って初めて聞いた。Silex で開発スタートを素早くできるし自由に実装していけるしいいよね、けど自由度高いからルール作ってうまく付き合っていこうね、的なお話。だったような。汗

到着したてで聞き逃した感・・・。

■1000万ユーザーのソーシャルゲームのバックエンドにSymfonyを使った話(仮)

Symfony 1.0.22 の事例。Symfony 1.0 系は全く触ったことがないのですが、「ちょっと触ってみようかなw」と思わせるくらい 1.0.22 への愛を感じました。笑 SNSの認証など多くのWEBアプリに必要な機能をプラグイン的に開発されていて、それが重宝しすぎて 1.0.22 から抜けれない、むしろコレでええねんって話でした。管理画面から実装コードを検索して表示させるプラグインとかやりすぎ感が楽しかったです。

■EventListener使いこなし術

おかぽんこと岡田さん(@okapon_pon)の EventListener の Tips 紹介。EventListener を積極的に使ったことがまだないのですが、LTを聞いて業務でも試してみたくなりました。イベントがどのタイミングで発生するのかってあんまり意識をしていなくて、これからはこのあたりをもっと意識高めよう。

■そろそろComposerについてひとこと言っておくか

Composer コワイ・・・(°_°)

■Symfony2 を drone.io でCI する

drone.io つかったことない。 drone.io の cookbook もあるみたい。これかな?

drone Cookbook - Chef Supermarket

■パーフェクトRailsで個人的に良かったところ

RailsSymfony も巨大なプロダクトなので、どうやって学べばいいか悩むルーキーの人は多いと思うんですよね。チュートリアルはあるんですけど、「で、その後どうするよ」って。そんな時にスッと手に取れる書籍があるのはほんとに助かると思います。Rails にとってはそんな書籍が「パーフェクトRails」っていうお話でした。Symfony にもそんな書籍があるといいなー、って思います。(誰か書いてくれなかなー)

ちなみに、僕が Symfony に入門したときは 効率的なWebアプリケーションの作り方 ~PHPによるモダン開発入門 の写経をして、Symblog というチュートリアルやってました。ただ、時代の移り変わりは激しいもので、今やると最新 ver. では動かなかったりナニカと大変ではありますね。

Symfonyでの実装パターン、のような話

Entity, Repository の肥大化を実装パターンを使って防げるよってお話でした。紹介されていた Specificationパターン はPHPメンターズの Practical DDD #1: Specificationパターンの例 でも目を通していたのですが、自分にとっては難しくてあまり理解できてなかったのですが、今回の LT で実装例とともにとてもわかりやすく紹介してくださって、まさに目から鱗でした。

■DBマイグレーション管理どうしてますか?

DBマイグレーションの運用事例について。DBマイグレーションはシンプルなルールで運用すると吉っていうお話でした。DBマイグレーションでハマったり事故った経験がまだないのですが、安全に運用していく事例はありがたいなーと思いました。

4. 懇親会LT

Symfony 勉強会は懇親会から本気出すっていう感じがあるらしいです。笑 こんな感じの話で盛り上がりましたっていう備忘録です。

■愛と恋の違いについて

愛はDI、 恋はサービスロケータ。

■TDD is dead について

ケントベックに後光差しまくりでした、オモロイ。的な話。笑

■AngularJS を使ったアプリケーション事例紹介

前田さん (@brtriver)の AngularJS なお話。 シングルページWEBアプリケーション、かっこいい。

5. スタッフとして

いや、実は今回スタッフとして参加したのですが、募集ページ作成と懇親会の乾杯くらいしか何もしてないです。笑

朝から野球の試合で遅刻もしてしまってスミマセン・・・。

次回はもうちょっとお手伝いできるようにしたいと思います。(反省)

6. まとめ。本編から懇親会まで全体を通じての感想

設計の議論とか、Railsの話とか、認知の話とか、愛の話とか(爆)、Symfonyの話以外のことで盛り上がったりするいつものテンションでとても楽しかったです。笑 

特に前田さん (@brtriver)が懇親会LTで紹介してくれた AngularJS な話にかなりシビレてしまって今月はがっつりそのあたりに打ち込めるパワーをもらいました。ありがとうございます!

次回の勉強会はまだ決まってない模様。

10月には Symfonyユーザ会による温泉合宿が企画されてるみたいで楽しみです^ ^